コンクール | 京都でリトミックならNeue Musik

コンクール

先日、某コンクールに二人の生徒さんが出場されたので行ってきました。

1〜2分程の同じ課題曲を順番に弾いていくのですが、5・6年生になるとみんなドングリの背比べみたいなものでした。

みんな弾けているけど、飛び出て個性を感じる演奏は少なかったです。

演奏に大事なことって、なんでしょうね・・・

私はイメージではないかと思います。

演奏する曲を、自分はどのように感じてて、それをどうアプローチしていくか。

そこが明確であることが個性のある演奏に繋がるのではないかと思います。

もちろん、練習する努力は何より必要ですよ‼︎‼︎

でも、練習をいっぱいして、先生の注意を完璧に守ってミスなく綺麗に弾けたとしても、そこには演奏の核となる意思がありません。

洗練された中に複雑さを加えるためには、努力プラス自分でイメージする想像力が何より必要ですね。

舞台に立った時の会場の雰囲気、ピアノの音を出した時、客席にどう響くだろうかという判断・・・
こんなことも瞬時に感じとる想像力によるものではないでしょうか。

曲のイメージ、
なりたい自分のイメージ、

作曲家の想い、曲の背景、相応しいテンポ感、音色・・・

全てイメージする力

逆にイメージが明確だと、どんな会場でどんなピアノでも、演奏はさほど変わらない。

そんな想像力の必要性を、舞台に立った子ども達は、体験し学んでいくのだと思います。

二人とも入賞おめでとう!

今回の経験を次につなげてさらなる飛躍を期待しています(^-^)

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