君とぼくのラララ | 京都でリトミックならNeue Musik

君とぼくのラララ

今日はかのんちゃんの話をします

発表会の一部最後、かのんちゃんに歌った全員合唱を見て「私も泣いてしまいました」と多くのお母さんが言ってくれました。

かのんちゃんとの出会いは約3年前

年長さんの9月に、この教室に来てくれました。
器用なほうではなかったけど、とてもがんばり屋さんでした。
私の話もよく聞いてくれて、曲の説明をするとイメージを膨らませて一生懸命弾いてくれる女の子でした・・

でも去年の12月

お母さんから「春から主人の転勤でドイツへ引っ越すことになりました。発表会はいつですか?」と

かのんちゃんはもうすでに発表会で弾く曲を練習し始めていました。どうしよう・・
4月末の予定より1カ月も早めると、みんなの練習の段取りもくるいます。

悩みました

そしたらお母さんが、「3月に主人だけ先にドイツに行きます。かのんがとても発表会を楽しみにしててがんばって練習をしているので、発表会だけは出させてあげたいと思います。かのんにはギリギリまで黙ってるつもりなので、どうかよろしくお願いします!」と

3月の終業式後にご家族でお引越しできたら、手続きなども楽なはず。それなのに・・
かのんちゃんを思ってのご両親の決断でした。

2月頃
「かのんにドイツのこと、話ました。
そしたら、発表会どうするの(ノ_<)…と大泣きされて( ; ; )
引っ越すこと、かのんから先生に話すと思うので、それまで待ってやってください・・」と

4月初め
お母さんと一緒に来たかのんちゃんは
「あの・・・・・・・・(._.)

・・・・・・・…>_<… お父さんのお仕事の都合で・・・ ドイツに行くことになりました・・・」 「そっかぁ・・・ それじゃ、仕方ないね」 3人で泣きました レッスン最後の日 「今までありがとうございました。 これ・・・」 と、差し出されたのは一冊の絵本 「今のかのんの心境なのだそうです。 中にお手紙も書いたので、教室の絵本のところへ置いてください^ ^」とお母さん。 (null)
そんなことがありました。

ドイツへ引っ越すと聞いて、かのんちゃんの事を想いました。
まだ3年生のかのんちゃん・・
学校のお友達とも離れて、言葉の違う異国に行かなくてはならないって、とっても不安だろうし初めは辛いだろうと想いました。
だから、何か励ましたくてみんなで歌を歌うことにしました。

子ども達にはレッスンで事情を話し、協力をお願いしました。かのんちゃんを知ってる子はもちろん、グループレッスンや発表会で共に過ごしてきた子達は、快く賛同してくれました。学校が違う子や桂川教室の子は直接関係はないけど協力してくれましたね。ありがとう・・
発表会で卒業する子もいたけど、協力してくれました。みんな本当にありがとうm(__)m

そして発表会の最後に、明日旅立つかのんちゃんへ「君とぼくのラララ」をサプライズで歌いました。2年前の発表会でかのんちゃんも歌ってるから一緒に歌えるしね^ – ^

さよならなんて、言わなくても
いいよね、また会えるね。
元気でなんて、言わなくても
元気で、また会えるね。
ぼくの見る空と、君の見る空は
つながっているから、同じ空だから
ラララ さよならのかわりに
なみだのかわりに
ラララ 君とぼくのあいだに
ラララ ひとつのうた♪

(null)

発表会の翌日
ドイツへ旅立ったかのんちゃん、
元気にやってるかな^ – ^

向こうでたくさんの出会いや笑顔が溢れる毎日でありますように・・(^-^)

卒業した子もみんな、元気で!
私はずっとここにいるから、いつか会いに来てね^ ^

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