全日本ピアノコンクールの全国大会で奨励賞を受賞したYちゃん
すごいよね!おめでとう
習い始めの頃からピアノを生き生きと弾く子で、才能のある子だと思う。
送られてきた審査員からの講評には「きれいな音でした」ということを何人かの先生が書いてくださっていたが、
それを見たとき、彼女が今回頑張ってきたことがちゃんと評価されてるなと成果を感じた瞬間でした。
というのは
Yちゃんは、とても自由に生き生きとピアノを弾く。その姿はカッコよくて皆んな惹きこまれるし、上手だと憧れる。
そのYちゃんをわたしは今回押さえつけた
毎回ハノンで一本ずつの指の動きを細かくチェックする。そして、自由にのびのび弾いているところにメトロノームをかけて、一定のテンポで弾かせる。
音楽に合わせて歌うように体を動かしながら弾いてる体や頭を真っ直ぐ押さえる。
速く弾けるのにゆっくり弾かす・・などなど
自由にさせなかった
彼女にとっては苦痛なほど辛いレッスンだったに違いない。
それなのに、彼女は弱音一つ吐かずに、家でも私の出したクソつまらないと思われる練習をやってきていたように思う
それが彼女の音を変えた。
変えたというかゆっくり弾くこと、動かずに弾くこと、同じテンポで弾くことで彼女の耳が自分の音や音楽を聴くようになったのだ。
彼女が賞を取ったと聞くと、
Yちゃんを知ってる方はやっぱりと思われるかもしれないけど、彼女の持ってる音楽力だけではここまでこれなかった。その裏には素直な彼女が、ひたむきに耐えて真面目に頑張り尽くした結果なのだと思う。
いつも上手な彼女もまた思うように出来なかったこともあり、泣いてる時もあった。
そんな経験の蓄積が、今の彼女の音楽の全てに表れていると思う。
Yちゃんは本当にすごい!
わたしも尊敬する。
心からYちゃんの頑張りを讃えたいです
Yちゃん おめでとう!!!!!
先生も嬉しい(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)