前回、2台ピアノをレッスンで取り入れてることを書きましたが、こんな楽譜をご存知でしょうか。
ツェルニー40番練習曲の第1番〜30番までを第1ピアノはそのままとし、第2ピアノ用として書かれている楽譜です。
ブルグミュラーやツェルニー30番やインヴェンションなどは、現代の邦人作曲家が伴奏として作曲したものなんですが、
この40番だけはなんと!!
ツェルニー本人の作曲です!!!!
40番は難易度も上がるので、発表会やコンサートでも対応できると思います。
名指導者だったツェルニー、レッスンの中できっと生徒たちとデュオをしたに違いありません。
ツェルニーと聞くと、皆さんはピアノレッスンの練習曲をたくさん書いた作曲家という印象が強いと思いますが、ツェルニーはピアノデュオや、ピアノアンサンブルのジャンルも好きで沢山の作品を残しています。
また40番デュオを弾いていると、指導者だけでなくピアノも名プレイヤーだったこともよーくわかります