「全然、弾けへんと思う」とか
「できひん」
レッスン前によく聞く言葉。
それを聞くと昔は、
「なんで⁈練習してないの⁈」とか
「わからなかったの?」とか、すでに怒っていた。
でも、全然意味が違っていたのだ。
子供はよく逆のことを言うことが、わかってきた!
「全然、弾けへんと思う」は
「練習して弾けるようになったよ」
という意味。
練習をがんばったから、上手に弾きたいなぁ、弾けるかな・・・という思いから、少しの言い訳をしていたのだ。
なんていじらしく、可愛らしい。
以前は私が「なんで⁈」とそこで、否定しちゃってたから、子供たちはガッカリしてたんだろうなぁと思う。
「全然、弾けへんと思う」や
「あんまり練習してない」も、まずは
笑顔で受け止めて、黙ってピアノを聴いてあげましょう。
がんばりを認めて、「大丈夫やん!ちゃんと1人だけで、弾けてるよ!」と自信をつけてあげると、間違いも自分から直そうという気になるみたいです。
子供も大人も認めてほしいと思うところは同じですね。
否定的な言葉も腹が立つ態度も、それはもしかしたら、思い通りにならない自分自身へ向けてなのかもしれません。
子供たちの笑顔が見られるレッスンであるように心掛けたいと思います。
補足
ほんとうに練習をしていない場合、
子供たちは何〜もいいません(^_^;)